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CORPORATE IDENTITY
このマークは、京都の書家 上田普氏のオリジナル作品で、Cはカンファレンス・カルチャー・コンサルティング・カスタマー、Sはシンポジウム・セミナー・サービス・サポート、Wはワークショップを表し、大学・研究機関・企業に対するサービス供給及び研究者の為のコンサルティング・サービス・サポート供給法人として設立いたしました。
上田氏の作品を提供頂きカレンダーを作りました。
上田 普(HIROSHI UETA)
1974年兵庫県生まれ。幼少の頃から母親の元で書を学ぶ。 1996年四国大学書道コース卒業後、中国浙江省杭州大学へ留学。 2000年カナダ・トロントに渡り、個展等のアート活動の他、筆文字によるタトゥーデザインや本の装丁を手掛け2001年からはSotheby’s NY へ出品販売を行う。 2002年制作の場を京都に移し、2005年京都市美術協会より新鋭美術作家に選出。 2006年よりオーストラリア・ゴールドコーストのギャラリーにて常設展示販売、同時にオーストラリア各地のアートイベントに参加。 2007年シャカラビッツ『満天の星を探そうとも空は見ない』のPVに出演。 2008年全国発売されたチルドカップ飲料「龍之助」のロゴ制作。韓国国際アートフェアに参加。 2009年中国ハルピンでの展覧会にて栄誉証を受ける。近年は京都老舗旅館や、御茶屋、町屋保存会等からの依頼の他、ラジオ、TVの出演等京都に根付いた活動も行っている。
ミニギャラリー
作品「ひびき」(作品サイズ:605×1020mm/素材:墨、鳥の子紙、ボール紙)
2010年春の個展「余韻」展にて制作した作品。
一般的に作品は四角の中に納められて表現されている物。
しかし、作家はその先の空間の拡がり。線の余韻を感じ取っていたりする。
それを視覚的に表現しようと試みた作品。
ひびき(響)とは音楽もしくは音の響き。
共鳴して長く聞こえる音もあるが
私のイメージはその音が消えてからも
耳の奥で残る音の余韻。
白い画面から飛び出した「ひ」
細い線で墨書した「ひき」
(濁点は書いていない。)
通常なら落款(印)はもう少し左によるバランスなのだが
気持ち右に寄せ
より外への拡がりを意識できる空間を作り出した。
平面から立体が浮かび上がり
途切れた線の先の行方。
そんな物を感じ取って頂きたい。