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PDF/月刊誌論文/code:pg_0412_01マテリアル インテグレーション 2004年12月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0412_01 マテリアル インテグレーション 2004年12月号
ELECTRONIC CERAMICS 燃料電池の新しい展開

燃料電池の動作原理,性能および特徴,開発動向
■著者
燃料電池開発情報センター 常任理事 本間 琢也

■要約
90年代以降,燃料電池は小規模,小容量電源としてより適しているとの認識がますます強くなり,燃料電池は発電事業用としての大規模電源としてよりも,むしろ小中規模の電源としての実用化に人々の関心が寄せられるようになってきた.特に95年頃に固体高分子形燃料電池 (PEFC) の高性能化,コンパクト化が著しく向上した結果,自動車用動力源としての利用可能性が現実性を帯びて議論されるようになってきた.ダイムラークライスラー,トヨタ自動車など世界の主要なカーメーカが,PEFCをエンジンとして組み込んだ燃料電池自動車 (FCV) を試作・公表したのはこの頃である.PEFCの市場は,自動車だけではない.数kWレベルの家庭用コージェネレーション電源を始め,コンピューターや携帯電話等,電子機器用マイクロ電源も今後大きく成長する市場として期待されている.特に端末用超小型燃料電池は,定置式コージェネレーション用や自動車用におけるように,環境やエネルギー問題への対応が目的ではなく,情報機器の利便性を向上させることが主要な目標となっている.したがって,燃料電池の市場での競争相手は,高価なリチウムイオン電池等の高出力密度の蓄電池であり,市場での競争は他分野の燃料電池に比べて,少なくともコストや耐久性においては容易であると考えられている.
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