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PDF/月刊誌論文/code:pg_0511_02マテリアル インテグレーション 2005年11月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0511_02 マテリアル インテグレーション 2005年11月号
INTER MATERIAL ベクトル材料化学(その2)
化学ベクトルの制御による骨修復用ガラス材料の設計
■著者
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 大槻 主税 他
■要約
骨類似アパタイト層の形成は,細胞やタンパク質などの有機物を含まず,無機イオン濃度だけをヒトの体液のそれにほぼ等しくした擬似体液 (SBF) を用いた生体外実験でも,生体活性を示すガラスや結晶化ガラス表面で観察される.従って,これらの生体活性を示す材料において起こる骨類似アパタイト層の形成は,体液と材料の化学反応によるといえる.すなわちガラスや結晶化ガラスといった無機材料(セラミックス)の表面から体液へ,ならびに体液から材料表面へのイオンの移動の駆動力となる化学ベクトルが,ガラスや結晶化ガラスの生体活性を支配しているのである.