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PDF/月刊誌論文/code:pg_0801_02 マテリアル インテグレーション 2008年1月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0801_02 マテリアル インテグレーション 2008年1月号
MATERIALS INTEGRATION ScとY
ScとYの実用化の現状
■著者
信越化学工業株式会社 新金属部 准教授 斎藤 文彦
■要約
イットリウム (Y) ,スカンジウム (Sc) はランタン (La) 〜ルテチウム (Lu) のランタノイド元素とあわせて希土類 (Rare Earths) 呼ばれる元素群の元素である.これら元素の発見は比較的古くイットリウムは1794年Gadorinにより,スカンジウム1879年Nilsonにより発見されている.また元素としての存在量は比較的多く地殻に最も多く存在するSiに対してYで38ppm,Scで50ppmの存在量がありPb~6ppm,Sn~2ppmなどと比較しても多い.しかし抽出が困難であるのと,多種の岩石中に薄く広く分布していることにより,Rare(稀)な元素として扱かわれてきた.これら希土類元素は,現代の様々な電子機器,エネルギー機器などに多用されており,希土類元素なしでは世の中が成り立たないまでに重要な元素になっている.特にイットリウム (Y) は幅広い用途で利用され添加剤として材料への機能付加や最近では,主剤としての用途も開発,利用されている.