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PDF/月刊誌論文/code:pg_0808_05 マテリアル インテグレーション 2008年8月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0808_05 マテリアル インテグレーション 2008年8月号
MATERIALS INTEGRATION 世界と共に発展するための中核技術--美と技の創造物
連載 健康環境産業シリーズ(2)
シリカカプセルに内包された酸化チタン光触媒の合成と機能
■著者
大阪大学 太陽エネルギー化学研究センター 准教授 池田 茂

■要約
空気中などの酸素が存在する条件で酸化チタン (TiO2) 粉末に光を照射すると,その光触媒作用によって,TiO2表面に吸着した有機化合物が酸化される.このTiO2による非選択的な光触媒酸化反応は,有害な有機物質の分解,除去のための利用が進められている.その一方で,有機素材と組み合わせて用いる場合には,TiO2の光触媒作用によって素材そのものを劣化させるデメリットもある.われわれは,TiO2微粒子を多孔性シリカなどの中空状粒子内に閉じ込めた「カプセル型構造」とすることで,元のTiO2がもつ「はだか」の高い反応性と,分解対象となる物質だけが選択的に反応する分子サイズ選択性の両機能をもつ光触媒材料となることを見いだした.ここでは,TiO2による光触媒作用についての基礎的な事項を交えて,この「カプセル型構造」TiO2光触媒について解説する.
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