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PDF/月刊誌論文/code:pg_0811_05マテリアル インテグレーション 2008年11月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0811_05 マテリアル インテグレーション 2008年11月号
INTER MATERIAL 熱電発電材料の実用化

自動二輪車用の熱電発電ユニットの開発
■著者
独立行政法人 産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門 三上 祐史

■要約
近年,自動二輪車においてもビックスクータなどの大型の車種では利便性向上のための電装化により電力使用量が増加し,燃費が低下する傾向にある.そこで,これまで捨てていた二輪車の排熱を電力として回収し,エネルギーの再利用を可能とするために熱電発電ユニットの開発を行った.熱電材料としては,走行時の振動や衝撃に耐えるために強度が高いこと,および安価に供給が可能であり無害な元素であることなどの条件から,ホイスラー型Fe2VAl合金系を用いた.Fe2VAl系熱電材料は比較的新しい材料であり,熱電モジュールはおろか原料粉末の供給体制も存在しない.そのため研究開発としては合金粉末の合成から素子成形,さらにはデバイス化技術までを一貫して行った.本稿では,研究開発の成果として得られた生産性の高い素子製造技術,熱電モジュールの高強度化に必要な電極接合技術,および試作した熱電ユニットを二輪車に搭載して行った実車走行発電試験などについて報告する.
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