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PDF/月刊誌論文/code:pg_0903_01 マテリアル インテグレーション 2009年3月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0903_01 マテリアル インテグレーション 2009年3月号
INTER MATERIAL マルチフェロイクス材料の作製と応用(2)

マルチフェロイック材料における磁化誘起非線形光学効果
■著者
東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授 大越 慎一 他

■要約
強誘電と強磁性が共存するマルチフェロイック材料では,電気分極と磁気分極の相互作用による新機能性が期待される.本稿では,プルシアンブルー類似体の一種であるRb0.82Mn[Fe(CN)6}]0.94〜H2Oが強誘電‐強磁性を示すことを示す.この物質は電荷移動型相転移を起こすことで,強磁性と強誘電を誘起する.一方,(PLZT)x(BiFeO3 )1-x固溶体においても強誘電--強磁性を観測した.この物質は,リラクサーを形成することで,強誘電を発現する.また,弱強磁性により自発磁化を生じる.この (PLZT)x(BiFeO3)1-xを化学的に薄膜化することにより,磁化誘起第二高調波発生の観測に成功し,磁場により第二高調波の偏光性を制御することができた.このようにマルチフェロイック材料では,電気,磁気,光学の三つの物性が複合した新規な機能性が観測される.
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