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PDF/月刊誌論文/code:pg_1008_02 マテリアル インテグレーション 2010年8月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_1008_02 マテリアル インテグレーション 2010年8月号
MATERIALS INTEGRATION パルス通電場プロセシング --実用材料・デバイスへの応用(3)

熱物性特性
■著者
島根県産業技術センター 熱制御システム開発プロジェクト 研究員 吉岡 尚志

■要約
最近ではカーボンナノチューブや炭素繊維等を使用した複合材料を作製して高熱伝導化を図る研究も行われている.これはカーボンナノチューブの理論熱伝導率が6000W/m/Kと非常に高いことに起因しているが,実際のカーボンナノチューブでは欠陥などが存在するため熱伝導率は理論値よりも大幅に低くなる.また,炭素繊維の熱伝導率も1000W/m/K近い値を示すなど放熱材料として優れているが,複合材料化が難しく,また高熱伝導の炭素繊維も高価であるという欠点が存在する.本稿では,これらの放熱部材のうち焼結プロセスで作製されるセラミックス材料のパルス通電焼結について述べる.
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