商品コード:
マテリアル インテグレーション 2009年12月号

マテリアル インテグレーション 2009年12月号

通常価格(税込):
1,320
販売価格(税込):
1,320
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
月刊 マテリアル インテグレーション > 2009
特集 (1)機能性セラミックス,(2)新ガラス

ELECTRONIC CERAMICS (1)機能性セラミックス,(2)新ガラス

低温形成電子セラミックス技術の応用展開
■著者
(株)富士通研究所 ナノエレクトロニクス研究センター  今中佳彦

■要約
本稿では低温成形電子セラミックスに焦点を絞り,最も代表的なLTCCとエアロゾルデポジションについて,これらの開発現状,将来性および技術ポテンシャルを概説する.


リチウムイオン電池のオールセラミックス化
■著者
物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 高田 和典

■要約
電解質に可燃性の有機溶媒を使用するリチウムイオン電池にとって安全性の確保は重要な課題であり,その抜本的な解決法の一つと目されているものがセラミックス固体電解質を用いた不燃化である.セラミックス固体電解質の使用は電池の長寿命化にも効果を発揮するものの,逆に電池の出力性能を低下させるものでもあった.本研究では,電池部材の界面でおこる特異なイオン伝導現象に焦点を当て,セラミックスリチウムイオン電池の高出力化に取り組んだ.


GaN基板を用いた青色・緑色LDの開発
■著者
日亜化学工業(株) 第2部門 窒化物半導体研究所 長濱 慎一

■要約
本項では,GaN系LDにおいて,GaN基板を用いて作製した青色LDおよび近年実用化に向けての開発の進捗が著しい緑色LDの現状について,報告する.


セラミックス人工骨
■著者
HOYA株式会社PENTAXニューセラミックス事業部 中島武彦

■要約
生体骨の無機質主成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)は骨腫瘍や骨折などの治療で生じた骨欠損部の再建材料として用いられている.HApは生体骨と直接化学結合することが認められており,人工骨として有用な材料であるが,近年,人工骨に求められる機能は「骨欠損部の補填」から「組織再生・機能再建」という高度なものに変わってきた.その目的を達成するために,高強度の緻密体,強度と骨形成のバランスを持った多孔体,生体骨組織と速やかに同化する超高気孔率多孔体が実用化されている.本稿ではそれら人工骨の骨癒合特性について解説した.


SiC半導体:結晶,デバイスからパワーエレクトロニクスへの展開
■著者
(独)産業技術総合研究所 イノベーション推進室 技術顧問 荒井 和雄

■要約
SiCワイドギャップ半導体は,Siの物性限界値を越えるパワーデバイス材料として研究開発がすすめられてきた.近年,大電流容量のSiCスイッチングデバイスが開発され,インバータ等の電力変換装置への応用検討が本格化し始めた.最近終了したSiCについてのNEDOプロジェクトの成果を中心に開発の現況と展望をのべる.


白金族金属の特徴と市場動向
■著者
株式会社フルヤ金属 吉田 幸介

■要約
白金族金属市場は,昨年のサブプライム問題を皮切りに需要低迷と金融市場混乱の波を受け更に複雑化しているが,このような状況下,需要と供給のバランスを考え,市場の変動要因を把握することが今後の市場動向を予測する上で重要な鍵となり,安定的な調達を可能にする.本稿では,白金族金属の特徴と主な用途,需要と供給のバランス及び相場の動向を解説する.


一方向性凝固法によるSi多結晶の育成と評価
■著者
九州大学 応用力学研究所  基礎力学部門 ナノメカニクス分野 柿本 浩一

■要約
太陽電池用多結晶シリコンの結晶育成過程を,等研究室で開発したダイナミックシミュレータで解析した.その結果,凝固の条件により重金属汚染の領域がk変化することがわかった.さらに効率低下に関わるSiCの形成領域の予測が可能となった.


NEDOのナノガラス研究開発--特集にあたって
■著者
寺井ガラス技術事務所 寺井 良平


メタリン酸亜鉛ガラスと有機分子の反応により得られるプロトン伝導性ハイブリッド材料
■著者
名古屋工業大学大学院 未来材料創成工学専攻 教授 春日敏宏

■要約
本稿では,リン酸亜鉛ガラスとイミダゾールの反応を利用したプロトン伝導性ハイブリッド材料の作製と,イミダゾール含有量との関係について述べる.


レーザー照射によるガラス内部からの半導体 (Si) 析出とその制御
■著者
京都大学大学院工学研究科   准教授 三浦 清貴

■要約
ここでは,その取り組みの一部をフェムト秒レーザーのガラス内部への集光効果とともに紹介する.


見学記
鉄:137億年の宇宙誌
■著者
元・千葉工業大学教授・東芝総研 工学博士(東京工業大学) 岸井 貫

■要約
2009年7-10月,東京大学総合研究博物館で表記の掲題の展示会が開かれた.鉱工業だけでなく宇宙史・地球史・生物史・考古学・博物・科学・産業との関連にも重点を置き,宇宙から微生物まで,ほのかな詩情と懐旧の情も感じられた.


連載
近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(36)明治,大正,昭和における日本の光学機器,特に光学ガラスの発達史(1a)
■著者
宗宮 重行


連載
高校生に「光ファイバ通信の父」が\\ ノーベル賞を貰った理由を説明するには
■著者
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。