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マテリアル インテグレーション 2007年1月号

マテリアル インテグレーション 2007年1月号

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月刊 マテリアル インテグレーション > 2007
特集 ガラス・フォトニクス材料の最近の動向

光増幅用超小型導波路の開発
■著者
旭硝子(株)中央研究所・(財)光産業技術振興協会 近藤 裕己

■要約
インターネット普及に伴う通信処理容量増大のために,波長多重方式 (WDM,Wavelength Division Multiplexing) が取り入れられているが,幹線系のみならずメトロ系においても情報容量が増大しており,光信号処理速度の向上は必至である.WDM光信号処理はOADM (Optical Add-Drop Multiplexing) により行われ,処理速度向上のために信号処理は光により行われることが望ましい.OADM素子は,光スイッチ,光波長変換器,光合分波器といった複数のデバイスから構成される…


自己組織化金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴とその応用
■著者
名古屋工業大学 環境材料工学科 野上 正行 他

■要約
我々は金ナノ粒子を非晶質SiO2相で被覆し,それを鎖状に連結させる方法を開発し,かつ基板上に積層化させることに成功した.連結数を変えることで,SPR波長を赤外波長域に広がらせることができ,高いχ3値の得られることを確認した.広帯域化非線形デバイスとして利用可能である.ここでは,自己組織化法による作成例と光学特性の測定結果について述べる.


結晶化ガラスの二次光非線形性と結晶ラインパターニング
■著者
長岡技術科学大学工学部物質・材料系 教授 小松 高行

■要約
本稿では,二次光非線形性を有する透明な結晶化ガラスの創製とレーザーを用いたガラス表面への位置選択的結晶化,すなわち結晶ラインのパターニングについて筆者らの研究を紹介する.


第一原理計算によるガラス中の欠陥の研究
■著者
産業技術総合研究所 計算科学研究部門 複合モデリンググループ 田村 友幸 他

■要約
本稿では,まず,第一原理分子動力学法の概要を説明し,次に,筆者らによるガラス中の欠陥への適用例を紹介する.


ゾル--ゲル法によって作製されるセラミックコーティング膜の亀裂と面内応力について
■著者
関西大学 工学部 先端マテリアル工学科 幸塚 広光

■要約
本稿では,ゲル膜の焼成過程での応力発生の概略と応力のその場測定について説明し,プロセス上のパラメータが応力発生や亀裂発生にどのような影響を及ぼすかについての検証結果を紹介する.


Y2O3:Eu3+をドープしたホウケイ酸ガラスの蛍光特性とガラス構造
■著者
兵庫県立大学大学院 工学研究科 物質系工学専攻 教授 矢澤 哲夫

■要約
本稿では,上記した分相を場として結晶を成長させることにより新規な機能性ガラス創成の試みについて述べる.即ち,分相によって,ある特定の成分を濃縮しておき,いわばそこを結晶の生成の場として利用することにより,結晶を析出するものである.分相と結晶化は本来,別個の現象とされているが,屡々,結晶化に至る前駆現象と考えられている.本稿ではこうした手法によって得られる新規ガラス蛍光体に焦点をあてて述べる.


リン酸塩ガラスから得られるプロトン伝導性ハイドロゲル
■著者
名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 春日 敏宏 他

■要約
最近,筆者らは,リン酸塩ガラス粉末が急速に水と反応して粘稠性のゲル状物質に変化することを報告した\cite{kasuga2}.このゲル状物質には多くのプロトンが存在し,103〜10-1S/cmの高い電導度を示すことを明らかにしている.


レーザーによるガラス内部の立体彫刻
■著者
中国浙江大学材料系 教授 邱 建栄 

■要約
本文ではレーザーによるガラス内部の立体彫刻の基本原理と発展の歴史を回顧し,最近私達が開発したレーザーによるガラス内部の立体カラー彫刻について紹介する.


連載
第二次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授と科学者(27)セメント化学,コンクリートの権威者,女性科学者として活発な アメリカペンシルバニア州立大学 Della M.Roy 教授
■著者
宗宮 重行
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