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PDF/月刊誌論文/code:pg_9911_10マテリアル インテグレーション1999年11月号
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電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 1999
PDF/月刊誌論文/code:pg_9911_10 マテリアル インテグレーション 1999年11月号
MATERIALS INTEGRATION InterMaterial [4] 特異構造・機能の設計と材料化技術
連載特集
セラミックス開発の新兵器:TG-MS [6]TG-MSを用いた化合物の構造推定:塩基性炭酸ニッケルの熱分解
■著者
(株)村田製作所 技術開発本部 第2開発グループ 平井 学、山本 宏
■要約
酸化ニッケルは各種磁性材料の原料,触媒などとして用いられる物質である.酸化ニッケルの出発原料として,xNiCO3・yNi(OH)2・zH2Oの化学式で表される塩基性炭酸ニッケルがあり,熱分解することにより,酸化ニッケルを得ることができる.塩基性炭酸ニッケルの熱分解に関する研究は1950年代から行われており,目新しいものではないが,筆者らはその題材にTG-MSを適用することにより,今まで未知であったいくつかの新しい知見を得ることができた.ここではTG-MSを用い,不活性ヘリウムガス中の塩基性炭酸ニッケルの熱分解挙動について解説する.