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PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_10 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_10 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
MATERIALS INTEGRATION -応用の拡がる- 熱電変換素子の新展開
ラティスコンポジットによる熱電材料開発
■著者
大阪工業技術研究所 エネルギー変換材料部 松原 一郎、舟橋 良次、李 思温
■要約
近年,NaCo2O4が従来材料に匹敵する高い熱電特性を示すことが報告されて以来,酸化物熱電材料が注目されている.酸化物は耐酸化性,耐熱性,化学的安定性に優れ,シンプルな製造プロセスにより製造でき,環境に優しい材料であるため熱電応用に適した材料であるが,熱電特性の更なる向上が望まれている.著者らは物質の結晶格子(ラティス)を材料設計の要素単位ととらえるラティスコンポジットの概念に基づき,高い熱電特性を示す酸化物材料を開発することを目標に研究を進めている.本稿では,ラティスコンポジットの概念とそれに基づく熱電材料開発の指針について紹介する.