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PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_13 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_13 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
MATERIALS INTEGRATION -応用の拡がる- 熱電変換素子の新展開
往復動燃焼熱電発電
■著者
(株)イオン工学研究所 第四プロジェクト研究室 江浦 隆、長谷川 靖洋、山陽特殊製鋼(株) 技術研究所 新材料・粉末研究グループ 高田 揚大、住友金属工業(株) 総合技術研究所 基盤技術研究部 香月 太、東京タングステン(株) 研究開発部 加藤 昌宏、三菱電機(株) 先端技術総合研究所 機械システム技術部 中尾 一成、尾崎 永一、(株)クリハラント プラント事業本部 システム技術部 森上 修、内海 克彦
■要約
従来,塗装工場などから排出される可燃成分を含む希薄な低カロリー排ガスは,都市ガス等を混ぜて強制的に燃焼させてきた.著者らは,都市ガスを使うことなく,排ガスを多孔体構造の熱電変換素子内で往復自燃させ,脱臭や公害成分の分解を行うと共に,電力を有効に回収できるシステムの構築を目指し研究開発を行っている.熱電変換材料には,現在環境半導体として脚光を浴びているFe-Si系を採用している.ここでは,往復動燃焼による多孔構造体熱電発電の原理,素子化,燃焼実験,熱電発電システムの概念設計等についてそれらの概要を紹介する.
