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PDF/月刊誌論文/code:pg_0010_12マテリアル インテグレーション 2000年10月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0010_12 マテリアル インテグレーション 2000年10月号
MATERIALS INTEGRATION 微細空間制御による環境調和型材料
連載特集
セラミックス開発の新兵器:TG-MS[17]「固体酸化物型燃料電池材料のTG-MSによる研究」
■著者
物質工学工業技術研究所 エネルギー材料グループ 酒井 夏子、横川 晴美
■要約
固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell;SOFC)は電極や電解質等を酸化物イオンや電子を通す金属酸化物=セラミックスで構成する燃料電池である.SOFC はメタンを直接電池内に導入して改質ができ,一酸化炭素も水素も等しく発電に供することができるので,非常にコンパクトで出力密度が高い.SOFCを作成するには,焼結性の良い原料粉末を調製することが第一条件となる.また,SOFCの運転条件は高温で急峻な酸素分圧の勾配がついた状態であり,金属はもちろん,セラミックス材料でもその耐久性に配慮する必要がある.TG-MSは,SOFC材料の研究において非常に有効な手段であると報告がなされている.本稿では,その研究成果について解説する.