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PDF/月刊誌論文/code:pg_0011_07マテリアル インテグレーション 2000年11月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0011_07 マテリアル インテグレーション 2000年11月号
INTER MATERIAL 新しいナノプロセッシングとナノマテリアルの創生
New Clever Sensing Nanomaterials
自己組織化膜による分子配列制御 -分子性機能材料の創製のために-
■著者
東京大学大学院理学系研究科 近藤 寛
■要約
最近,プリミティブな実験ではあるが,自己組織化膜を鋳型にしてその上に多層膜を形成することでその配向を高度に制御できることを見い出した.このような分子の配向制御は,微妙な配向角の違いで電界応答性が変化する液晶系や,配向性の違いが光電流特性に著しい影響を与える光応答材料など,分子性機能材料を創製していくうえで重要な要素技術になると考えられる.本稿では,はじめに自己組織化膜がどのような配列を示すかについて典型的な例を幾つか紹介し,それによる多層膜の配向制御について述べる.さらに,光応答基としてポルフィリン環を導入した自己組織化膜における配向制御と光応答特性の関係について紹介する.