- 商品コード:
-
code:pg_0012_04
PDF/月刊誌論文/code:pg_0012_04マテリアル インテグレーション 2000年12月号
- 通常価格(税込):
-
2,200
円
- 販売価格(税込):
-
2,200
円
ポイント:
0
Pt
- 関連カテゴリ:
-
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 2000
PDF/月刊誌論文/code:pg_0012_04 マテリアル インテグレーション 2000年12月号
ELECTRONIC CERAMICS スピンエレクトロニクス
伝導電子-スピン
トンネルGMR効果の再生ヘッドへの展開
■著者
TDK(株) 記録技術開発センター 荒木 悟
■要約
急速な記録密度ののびを支えるために,再生ヘッドも大きな技術革新を繰り返してきた.近年ではスピンバルブGMRヘッドが実用化されているが,次世代の大容量HDDにおいてはこのスピンバルブヘッドでも再生出力が十分でなくなってきた.そのため各種の新しいスピンバルブ構造が提案され,ヘッド出力の増大が模索されている.しかしながら現状レベルの延長で得られる改良にも自ずと限界がある.その一方で,困難な局面を大きく打破するための,画期的な技術革新が切望されている.この新技術としての候補のひとつがここで述べるTMRヘッドである.TMR効果は後に詳しく述べるが,40%を越えるMR変化率を示し,大きな再生出力が期待され,スピンバルブの次の新技術として期待を集めている.ここでTMR効果の再生ヘッドへの応用と,実用に向けた課題等について議論したい.