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PDF/月刊誌論文/code:pg_0104_02 マテリアル インテグレーション 2001年4月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0104_02 マテリアル インテグレーション 2001年4月号
INTER MATERIAL 多孔質セラミックスの新展開
アルミナセラミックス多孔体の破壊挙動
■著者
ケンブリッジ大学 J.Wang、 L.J.Vandeperre、 W.J.Clegg、 スウェーデンセラミックす研究所 C.Engebretsen、 E.carlstrom、産業技術総合研究所 シナジーセラミックス研究所 大司 達樹
■要約
セラミックスの多孔体を作製するもっとも単純でもっとも一般的な方法は粉末の凝集体(powder compact) を部分焼結することである.このような材料の破壊エネルギーを表現する時,通常,破壊エネルギーはき裂が進展する時に横切る材料の面積に関係づけられる.しかしながら,部分焼結したような多孔体では,セラミックス粒子は粒子間のネッキングの小さな領域でのみ結合されており,その領域は材料が緻密化するに従って増大していくが,き裂は,これらのネック部の領域のみを横切って進展していく.ここでは,セラミックス多孔体の破壊挙動を決定する際に重要な影響を及ぼす微細構造因子について,アルミナ粉末の部分焼結によって得られた多孔体を例に,とくに気孔率が20%以下の領域において議論する.