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PDF/月刊誌論文/code:pg_0104_06 マテリアル インテグレーション 2001年4月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0104_06 マテリアル インテグレーション 2001年4月号
INTER MATERIAL 多孔質セラミックスの新展開
損傷・変形許容性多孔質窒化ケイ素材料
■著者
産業技術総合研究所 シナジーセラミックス研究所 大司 達樹、近藤直樹、ファインセラミック技術研究組合 シナジーセラミックス研究所 稲垣 良昭
■要約
セラミックスは強度,耐摩擦・摩耗性,耐熱・腐食性,軽量性に優れているため,金属やプラスチック材料では耐えることのできない過酷な環境下での構造用材料として期待されており,一部は実用化されている.しかし,セラミックスが,金属やプラスチック材料などにならぶ工業材料として認識を確立し,市場において広く普及していくには,価格などを含めいくつかの障害がある.その中の重要なもののひとつとして,いわゆる「セラミックスの壊れやすさ」といったようなものがあげられる.ここでは,窒化ケイ素の柱状粒子が配向したような多孔体が,その微細構造の変化によりどのような損傷許容性,変形許容性を示すかについて,粗大な柱状粒子が配向した窒化ケイ素多孔体と微細な柱状粒子が配向した窒化ケイ素多孔体を対象にして述べる.