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PDF/月刊誌論文/code:pg_0105_13 マテリアル インテグレーション 2001年5月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0105_13 マテリアル インテグレーション 2001年5月号
MATERIALS INTEGRATION ナノ・ケモテクノロジーへの招待-奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科-
リチウムエノラートの触媒的不斉反応
■著者
物質科学教育センター 物質機能設計領域 古賀憲司 機能物質合成領域 白井隆一
■要約
光学活性体を合成する方法は数多く知られている.それらの中で不斉合成法は,高い化学収率および不斉収率で,多岐にわたるキラルな化合物を光学活性体として与える可能性を有した優れた方法である.とくに,不斉を誘起するための不斉源を触媒量とした触媒的不斉合成法は,今後の光学活性化合物合成法の主流となる方法であろう.しかし,触媒的不斉合成法の現状は,未だ発展途上にあり,この方法を駆使してさまざまな構造のキラルな化合物を光学活性体として自由自在に合成し得るには至っていない.本稿では,リチウムエノラートの触媒的不斉アルキル化反応および不斉プロトン化反応について,我々の検討経過を紹介したい.