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PDF/月刊誌論文/code:pg_0109_07 マテリアル インテグレーション 2001年9月

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0109_07 マテリアル インテグレーション 2001年9月号
ELECTRONIC CERAMICS ディスプレイデバイスと材料技術

無機EL素子の現状と動向
■著者
明治大学理工学部 電子通信工学科 専任教授 三浦 登

■要約
無機ELディスプレイは,1960年代から精力的に研究されてきたフラットパネルディスプレイの先駆けでもある.1970年代,1980年代には国内・海外多数の企業が無機ELディスプレイの研究を行ってきたが,1990年代に入ると多くの企業が無機ELの研究から離れていった.現在では,幾つかの企業と大学などで細々と研究されている状態である.多くの研究者や業界の期待が無機ELディスプレイから離れていったのは,どうしても乗り越えられない,「明るい青色発光が得られない」という大きな壁があったためである.しかし,地道な研究は着実にEL素子の性能を向上させてきた.数十年にわたる材料・作製プロセスなど様々な取り組みの成果として,最近になって,ようやく「明るい青色発光が得られない」という壁を越えることができるようになった.これを契機に2001年5月にはCRT並みの明るさ・色度・寿命などをもつ無機ELフルカラービデオモニターのプロトタイプが発表されており,今後に目を離せない存在になってきた.本報告では,無機EL素子の現状を研究背景とともに紹介する.
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