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PDF/月刊誌論文/code:pg_0110_08マテリアル インテグレーション 2001年10月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0110_08 マテリアル インテグレーション 2001年10月号
MATERIALS INTEGRATION 超はっ水・超親水表面
防曇表面の形成と応用
■著者
(松下電工(株) 住建分社 住建R&D センター 石原 政行、(松下電工(株) 住建分社 住建R&D センター 澤田 浩、(松下電工(株) 住建分社 住建R&D センター 春名 基全、(松下電工(株) 住建分社 住建R&D センター 三木 慎一郎、(松下電工(株) 住建分社 住建R&D センター 坂口 仁美
■要約
ガラスは,その透明性が故に建物用窓ガラス,自動車用窓ガラス,姿鏡等我々の生活に広く利用されてきた.そのガラス本来の機能を発現させるためには防曇は実用上重要な課題である.ガラス表面への防曇性付与に対して,過去から種々の方法が提案され,実用化されてきた.たとえば,住宅設備の浴室用鏡や,洗面化粧台用鏡では,ヒータを使った防曇鏡が利用されている.今回筆者らは超親水膜を応用したヒータレス浴室用防曇鏡を開発した.本稿では,防曇性を発現する手法の概要,浴室用防曇鏡に要求される性能,それらを実現するコーティング材の開発,さらに浴室環境での使用における評価技術について紹介する.
