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PDF/月刊誌論文/code:pg_0111_03マテリアル インテグレーション 2001年11月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0111_03 マテリアル インテグレーション 2001年11月号
INTER MATERIAL イオン伝導性固体とその応用
プロトン伝導体
■著者
名古屋大学 理工科学総合研究センター 助手 志村 哲生、(独)産業技術総合研究所 電力エネルギー研究部門 日比野 光宏、名古屋大学 理工科学総合研究センター 助手 松本 広重
■要約
環境問題が深刻化するなかで,固体イオン伝導体はエネルギー材料としての注目を集めている.酸化物固体燃料電池(SOFC )は効率の高い発電方式として様々な検討がなされており,また,電気自動車の開発が世界的に活発となる中でナフィオン(perfluorosulphonicmembranes )などのプロトン伝導性膜を用いた高分子電解質燃料電池(PEFC )が有望視されている.ここでは,上記のプロトン伝導体の中で燃料電池あるいは電気化学デバイスに用いることのできる二種類の材料-高温型プロトン導電体と水和金属酸化物-を取り上げる.また,アルカリイオンを伝導種とする固体電解質材料に焦点を絞って解説を行う.
