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PDF/月刊誌論文/code:pg_0111_12マテリアル インテグレーション 2001年11月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0111_12 マテリアル インテグレーション 2001年11月号
INTER MATERIAL イオン伝導性固体とその応用
ガスセンシングデバイスへの応用
■著者
九州大学 先端科学技術共同研究センター 教授 三浦 則雄、九州工業大学 工学部 物質工学科 助教授 清水 陽一
■要約
固体電解質センサは,その名の通り,イオン導電性を示す固体電解質と被検ガスが関与する一種の電池あるいは電解セルで構成された全固体電気化学センシングデバイスである.センサのベース材料として用いられる固体電解質がセンサの骨格となり,これに電極や電極補助相が付加されることによりセンサ素子が構成される.この素子の電極において,検知対象となるガスが関与する電気化学反応を起こさせれば,被検ガスの濃度に対応した電気的情報をセンサ信号として取り出すことができる.本稿では,イオン導電性固体を用いたガスセンシングデバイスの作動原理,および環境ガス検知用素子に用いられる材料や応答特性などについて,最近の研究動向を概説する.
