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PDF/月刊誌論文/code:pg_0207_02 マテリアル インテグレーション 2002年7月号
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電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 2002
INTER MATERIAL 材料・生体・情報の融合を目指して(1)
バイオナノ粒子を用いる新しい遺伝子導入法の開発と先端医療への応用
■著者
大阪大学産業科学研究所 生体触媒科学研究分野 黒田 俊一 他
■要約
本技術が臨床応用されれば,従来の遺伝子治療において,患部に直接投与するのに必須だった外科手術が不要になり,注射等で簡便に遺伝子治療を実施できる.また,末期患者だけでなく健常者にも予防的な遺伝子治療を行うことが可能になる.さらに,遺伝子の替りに医薬品を粒子内に封入すれば全く新しいDDSになる.例えば,効果は高いが副作用の強い既存医薬品(インターフェロン,インターロイキン,抗癌剤等)の患部へのピンポイント投与が可能になり,新しい治療法の開発が促進される.これらは今までには考えられなかった医療技術であり,しかも適用できる疾患の範囲は広いことから,社会的・国民経済上の波及効果は極めて大きいと考えられる.