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PDF/月刊誌論文/code:pg_0207_03 マテリアル インテグレーション 2002年7月号

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INTER MATERIAL 材料・生体・情報の融合を目指して(1)

プロテインキナーゼC結合タンパク質を介する新しい細胞内シグナル伝達機構とその応用
■著者
大阪大学産業科学研究所 生体触媒科学研究分野 立松 健司 他

■要約
PKCは1980年代に発見され,今や古典的ともいえるシグナル伝達分子である.これまでに数多くの研究者により,細胞内情報伝達機構における様々な部位での直接的及び間接的な関与が明らかにされてきた.しかしながら,最近までタンパク質間相互作用を効率よく解析する手段が開発されていなかったことから,PKCが直接関与する細胞内分子群を同定するには至らなかった.我々の研究グループでは,酵母Two-Hybrid 法を駆使することにより,上記分子群の一端を初めて同定することに成功した.この成果は極めて広範囲な生理活性を有するPKCをピンポイントで制御するための新しい薬剤の標的部位を発見したものであり,従来のサブタイプ特異性が低いPKC 阻害剤(スタウロスポリン,カルホスチンC等)では適用できなかった疾患に対する薬剤(例えば,心臓疾患治療薬,神経変性疾患治療薬,抗癌剤)の創製に繋がることが期待される.
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