- 商品コード:
-
code:pg_0207_06
PDF/月刊誌論文/code:pg_0207_06 マテリアル インテグレーション 2002年7月号
- 通常価格(税込):
-
2,200
円
- 販売価格(税込):
-
2,200
円
ポイント:
0
Pt
- 関連カテゴリ:
-
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 2002
INTER MATERIAL 材料・生体・情報の融合を目指して(1)
タリウム系半導体と光通信用温度安定発振波長半導体レーザの研究
■著者
大阪大学産業科学研究所 光・電子材料研究分野 朝日 一
■要約
我々は,通常の-V族半導体に族元素タリウム(Tl)を加えた新-V族混晶半導体であるTlInGaP,TlInGaAs を提案し,その結晶成長,物性・特性評価,そしてデバイス試作検討を行ってきた.これまでに,TlInGaAs/InP二重ヘテロ構造において,発光ピーク波長が極めて小さな温度依存性を示すことを観測している.最近同じ構造において室温でのレーザ発振を達成し,「温度安定発振波長半導体レーザ」実現に向けて大きな一歩を踏み出した.本稿では,その詳細について紹介する.更に我々は,その発展型として窒素(N)を加えたTlInGaAsN,TlInGaPNも提案し,研究を進めている.これについても触れ たい.