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PDF/月刊誌論文/code:pg_0210_01マテリアル インテグレーション 2002年10月号
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DF/月刊誌論文/code:pg_0210_01 マテリアル インテグレーション 2002年10月号
INTER MATERIAL 材料・生体・情報の融合を目指して(3)
生物の多彩なプロトンポンプ
■著者
大阪大学産業科学研究所 生体膜分子学 助手 孫 (和田) 戈虹 他
■要約
酸性環境の形成に中心的な役割を果たしているのは,液胞型H+ポンプATPase (Vacuolar type-ATPase: V-ATPase) である.この酵素は1985年に酵母の液胞 (vacuole) から初めて精製され,詳細な遺伝学的な研究が展開された.同じプロトンポンプが被覆小胞,クロマフィン顆粒から精製されたが,現在でも液胞にちなんだV-ATPaseというの名称が広く用いられている.本稿では,我々の研究室の最新の研究成果を中心にこの多彩なプロトンポンプV-ATPaseについて紹介したい.