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PDF/月刊誌論文/code:pg_0210_03マテリアル インテグレーション 2002年10月号

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DF/月刊誌論文/code:pg_0210_03 マテリアル インテグレーション 2002年10月号
INTER MATERIAL 材料・生体・情報の融合を目指して(3)

破骨細胞はどのようにして骨を溶かす機能を獲得するのか
■著者
大阪大学産業科学研究所 生体膜分子学 助教授 和田 洋

■要約
真核細胞の大きな特徴のひとつは,細胞内に多彩な細胞内小器官 (オルガネラ) を発達させることにある.オルガネラは,脂質二重層と膜タンパク質から構成される膜によって囲まれている.したがってその内腔はそれぞれのオルガネラごとに異なる環境を形成・維持していくことができる.詳細に観察してみると,生物は構造と機能の両面で,きわめて巧緻に組み合わされた階層性を持つことに気づく.例えば,個体は解剖的に見ていくと組織(脳,筋肉,骨格,消化管など)から形成され,またより高次のレベルとしては個体の相互作用により社会を形成する.生命の基本単位は細胞であるとよく言われる.酵素タンパク質や核酸,脂質などの機能素子が機能と構造の両面で正しく組み合わされて細胞としての高次機能を発現する論理を理解するためには,オルガネラの観点はきわめて重要である.
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