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PDF/月刊誌論文/code:pg_0304_04 マテリアル インテグレーション 2003年4月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0304_04 マテリアル インテグレーション 2003年4月号
INTER MATERIAL 排ガス浄化触媒用セリア・ジルコニア固容体の新展開
セリア-ジルコニア助触媒の微細構造とシンタリング
■著者
名古屋工業大学 セラミックス基盤工学研究センター 小澤 正邦
■要約
1980 年代後半,欧州排ガス規制に適合するため,低NOx 排出量化技術が達成でき,高速走行時の高温排ガスに耐え,長期の触媒浄化耐久性を維持する自動車触媒が要求された.世界の自動車メーカーの開発競争となったが,耐熱担体とセリアージルコニア助触媒の開発など,高性能エンジンに適応した触媒材料技術による開発がこれに貢献した1).片隅で生まれたこの固溶体触媒は,広く実用化され,セリア―ジルコニア固溶体材料そのものの需要を生み出した.そして,その後のセリアージルコニア材料の高度な研究開発の展開もめざましいものがある.学術的にみても,現在では欧州,米国の自動車触媒研究で主要な研究課題のひとつとなっている.筆者に与えられた課題はセリア,ジルコニアのシンタリングに関する現象である.