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PDF/月刊誌論文/code:pg_0304_07 マテリアル インテグレーション 2003年4月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0304_07 マテリアル インテグレーション 2003年4月号
INTER MATERIAL 排ガス浄化触媒用セリア・ジルコニア固容体の新展開

セリア-ジルコニア固溶体の酸素貯蔵放出挙動と構造解析
■著者
(株)豊田中央研究所 第31研究領域 長井 康貴 他

■要約
三元触媒は,自動車から排出される一酸化炭素(CO),窒素酸化物(NOx),炭化水素(HC) の三成分に代表される有害物質を浄化する触媒である.三元触媒システムが1977 年に初めて実用化されて以来,急速に普及し,現在ではほとんどのガソリン車に搭載されている.この三元触媒システムにより,エミッションレベルを1/10以下に低減することができ,環境浄化に大きな役割を果たしてきた.しかしながら,近年の地球規模での環境保全の意識の高まりを契機として,世界各国で自動車の排出ガス規制や燃費規制が一段と厳しさを増している.現在,地球上で約6 億台の自動車が使用されているというこの車社会の規模を考えると,この問題に対する真剣な取り組みは不可欠であり,より高性能な自動車用排気浄化システムの開発は急務である.これを実現するためのキーテクノロジーとして種々考えられるが,触媒開発を行っている立場から見て現在重要と思われる1) 高度な触媒設計2) 触媒のための精密なエンジン制御機能の複合化・原子レベルの触媒設計・触媒のためのエンジン制御,これら三つのキーテクノロジーの例として,以下に自動車触媒用酸素貯蔵放出材料であるCeO2-ZrO2 複合酸化物を紹介する.
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