商品コード:
code:pg_0305_02

PDF/月刊誌論文/code:pg_0305_02 マテリアル インテグレーション 2003年5月号

通常価格(税込):
2,200
販売価格(税込):
2,200
ポイント: 0 Pt
関連カテゴリ:
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文) > 2003
PDF/月刊誌論文/code:pg_0305_02 マテリアル インテグレーション 2003年5月号
MATERIALS INTEGRATION イオン性液体

種類と物性
■著者
京都大学 エネルギー科学研究科 助教授 萩原 理加

■要約
1992 年のWilkes らによるテトラフルオロホウ酸1-エチル-3-メチルイミダゾリウムの報告以来,この10 年余りの間に多くの有機系,無機系アニオンを用いた室温溶融塩(Room Temperature Molten Salt) が合成され,その物性や応用に関する研究が報告されてきている.これらの溶融塩が登場する前の10 年間は,今日アルミナート系と呼ばれる,アルキルイミダゾリウムカチオンやアルキルピリジニウムカチオンを主な対イオンとするクロロアルミナート室温溶融塩の研究が盛んであったが,その高い吸湿性のため取り扱いが難しく,最近では空気中での安定性が高い非アルミナート系の溶融塩の研究が盛んになってきた.応用研究もイオン伝導性を利用した電気化学的な応用とともに,有機合成用の反応溶媒や触媒などに広がり,それに伴ってこれらの塩をイオン性液体(Ionic Liquid) と呼ぶようになってきた.
数量:

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。