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PDF/月刊誌論文/code:pg_0307_09 マテリアル インテグレーション 2003年7月号
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> 2003
PDF/月刊誌論文/code:pg_0307_09 マテリアル インテグレーション 2003年7月号
INTER MATERIAL 希土類4f電子機能材料の開発動向
希土類資源の動向とその有効利用
■著者
大阪大学 先端科学技術共同研究センター 町田 憲一 他
■要約
Nd-Fe-B 系焼結磁石を中心とした希土類磁石は,その高い性能からIT,OA 関連機器を中心に現在幅広く使用されている.しかしながら,希土類磁石を使用すればする程,その製造工程および使用済み電気・電子機器等を中心に,多量の磁石スクラップが発生することになる.ここで,希土類金属はその製造において煩雑なプロセスと多大なエネルギーを要することから,これらを主原料とする希土類磁石はそのスクラップのリサイクルにおいて,酸等に溶解し酸化物やハロゲン化物を経てスクラップから再度希土類金属へ再生するのではなく,その高位にある金属成分の化学的ポテンシャルを利用して,より環境への負担が小さく効率的な関連材料への再生プロセスが早急に構築されるべきと考えられる.本稿では,著者らが最近希土類磁石スクラップに対して開発した高度再生技術を交えて,希土類資源の動向とその有効利用について現状を紹介する.