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PDF/月刊誌論文/code:pg_0308_09 マテリアル インテグレーション 2003年8月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0308_09 マテリアル インテグレーション 2003年8月号
MATERIALS INTEGRATION ガラスおよびフォトニクス材料

非晶質固体電解質の調製技術
■著者
大阪府立大学工学研究科 教授 辰巳砂 昌弘

■要約
ガラスが材料として用いられる上で,最も象徴的かつ特徴的な性質は透明性であろう.透明性を極限まで高めたのが通信用光ファイバーであり,フォトニクスやオプティクスの分野でガラス材料を用いる場合には,この性質は欠くことができない.一方,固体中でのイオンの動きが重要な役割を果たすイオニクスの分野では,透明性を全く要求されないにもかかわらず,ガラスは極めてポテンシャルの高い材料として位置づけられている.非晶質特有の乱れた構造中をある特定のイオンだけが高速で移動できるからである.近年,全固体リチウム二次電池や中温作動型燃料電池への応用の期待から,リチウムイオンやプロトンが固体中を高速で伝導する非晶質固体電解質材料の探索研究が活発に行われている.本稿では,これまで筆者らが用いてきた融液超急冷法,メカノケミカル法,ゾル-ゲル法によるイオン伝導性ガラス,ガラスセラミックス,および非晶質複合体の調製技術について述べ,得られた非晶質固体電解質材料の特性および全固体電池や燃料電池への応用について概説する.
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