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PDF/月刊誌論文/code:pg_0312_11マテリアル インテグレーション 2003年12月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0312_11 マテリアル インテグレーション 2003年12月号
ELECTRONIC CERAMICS 積層圧電アクチュエータの最新応用(大学・研究所)
建築における積層型圧電アクチュエータによる振動制御
■著者
早稲田大学理工学部建築学科 西谷 章 他
■要約
建物に関わる振動制御の発展にともなって,地震や強風のような非日常的な外乱による振動制御はもちろん,もともと振動しやすい傾向にある大スパンの梁,長い片持ち梁など,人間の歩行や交通振動などの日常的な外乱によって生じる振動応答を対象とした制振,あるいはできるだけ振動の少ない環境を実現したい精密機器工場などの制振も重要なターゲットとして,あらためて認識されてきている3).たとえば大スパンの鉄骨梁では,応力的には問題がなくても,たわみや振動を抑えるために,断面の大きさを上げなければならないという例は珍しくない.このような場合に,断面の増大による剛性の増大ではなく,制振技術を有効に利用した解決は有効な手段となる.著者らは,これまで圧電材料を利用した,微振動の制御を当面の目標とした基礎的研究を行ってきているので,この機会を利用して,建築分野においても圧電材料が使われようとしている状況をうけて,報告する.