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PDF/月刊誌論文/code:pg_0403_02 マテリアル インテグレーション 2004年3月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0403_02 マテリアル インテグレーション 2004年3月号
ELECTRONIC CERAMICS 希土類蛍光体

希土類系微粒子蛍光体の開発動向
■著者
大阪大学大学院 工学研究科 教授 今中信人 他

■要約
昨今のナノテクノロジーブームに伴って,工業的製造を視野に入れたサブミクロンからナノサイズの微粒子合成がもてはやされるようになってからすでに久しい.蛍光体に関してもご多分に漏れず,微粒子合成が盛んに行われており,とりわけディスプレイ用の蛍光体において,ここ数年にわたる画面の大型化や,放送のデジタル化に伴って,より高精細な画面表示が望まれてきている.しかしながら,粒子を小さくしていくと,発光効率の劣る結晶表面の割合が増加するため,物質にもよるが1.2μm 以下で発光効率が低下してしまう.このため,従来より,蛍光体はほとんどの場合において粒径3.12μm の粉末で用いられている.これに対して,合成法の改良や表面修飾によって,粒径が小さいにもかかわらず高い発光強度を有する蛍光体の開発を目指した研究が数多く行われている.とりわけIIB.VIB 族のナノ蛍光体においては,ZnS:Mn2+やCdSe 系の超微粒子を中心に精力的な研究が行われており,バイオやEL 等への応用が検討されている.これらのIIB.VIB 族系ナノ粒子蛍光体については,ごく最近の先端情報をまとめた総説が出されているのでそちらをご参照頂くとして,本稿では,代表的な希土類系蛍光体について,微粒子の合成法や改質法,ならびにそれらによって得られる蛍光体の特徴について,最新の研究動向をまとめることにする.
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