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PDF/月刊誌論文/code:pg_0408_01 マテリアル インテグレーション 2004年8月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0408_01 マテリアル インテグレーション 2004年8月号
INTER MATERIAL ヘリカル/らせん構造物質・材料とその応用(2)

CMCの電磁波吸収材への応用
■著者
シーエムシー技術開発(株) 菱川 幸雄 ほか

■要約
高度情報化社会の進展,マルチメディア社会の到来により,身の回りの電子機器から発生する電磁波が他の機器に対して悪影響を及ぼす電磁波障害と屋内外の電磁環境の悪化が現在,大きな社会問題となりつつある.カーボンマイクロコイル (CMC) は,1990年に岐阜大学 元島栖二教授らによって世界で始めて開発された純国産の特異なコイル形状の炭素材料であり,既存素材・材料にはないマイクロメートルオーダーの3次元ヘリカル・らせん構造を持つ炭素繊維である.CMCは,その形状や電気的・化学的・機械的特性等から,電磁波吸収材,水素吸蔵材,マイクロエレクトロニクス素子,マイクロメカニカル素子等への幅広い活用が期待されている.CMCは,僅か数%の添加率で携帯電話,無線LAN,ETC,ITS等で使用されているGHz帯の電磁波を広帯域にわたって共振的にかつ高効率で吸収し,熱に変換するという基本特性が解明されている.従って,CMCのこのような電磁波吸収特性を活用することにより,様々な用途に適用できる各種のGHz広帯域の電磁波吸収材の開発が可能である.本稿では,CMCの電磁波吸収特性,CMCを活用した電磁波吸収材の開発(CMCビーズ等)の現状及びその電磁波吸収メカニズムの考察について紹介する.
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