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PDF/月刊誌論文/code:pg_0411_04マテリアル インテグレーション 2004年11月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0411_04 マテリアル インテグレーション 2004年11月号
ELECTRONIC CERAMICS 機能性単結晶の最近の進展

圧電単結晶材料と応用の研究動向
■著者
(株)東芝 研究開発センター 研究主幹 山下 洋八

■要約
鉛系のペロブスカイト化合物はPb(B1, B2)O3の一般式で表わされ,誘電率が大きな周波数依存性,即ち,誘電緩和現象 (Relaxzation) を示すことからリラクサの名称で呼ばれている.代表的な材料はマグネシウムニオブ酸鉛 (Pb(Mg1/3Nb2/3)O3(PMN)) や亜鉛ニオブ酸鉛 (Pb(Zn1/3Nb2/3)O3(PZN))であり特に大きな誘電率を示すことでジルコンチタン酸鉛 (PZT) セラミクス圧電材料への添加成分や,又,コンデンサ材料として1950年代の発見当時から調べられてきた.これらの菱両体相のリラクサ系材料と正方晶相のチタン酸鉛 (PbTiO3, PT) との相境界近傍の組成は結合係数が大きい.相境界はリラクサ成分によりPT$=$8-50mol%まで変化する.これらのリラクサ材料は比較的に容易に1インチ以上の単結晶材料が作製可能であり,研究および応用が世界中で始まりつつある.本報告では材料の開発動向について総合的な解説を行う.
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