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PDF/月刊誌論文/code:pg_0501_01 マテリアル インテグレーション 2005年1月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0501_01 マテリアル インテグレーション 2005年1月号
INTER MATERIAL 酸化物ナノチューブの最近の進展
酸化物ナノチューブの研究開発動向
■著者
京都大学 エネルギー理工学研究所 助手 鈴木 義和 ほか
■要約
去る2004年9月,日本セラミックス協会では,新しい試みとして秋季シンポジウムを「特定セッション方式」に変更し,最新のセラミックス研究の動向を反映した18のシンポジウムを開催することとなった.このうちの一つが「酸化物ナノチューブ・ナノワイヤ・ナノアレイ材料の科学」であり,口頭発表・ポスター発表を併せて25件の発表が行われている.開催最終日であったにもかかわらず,常に大勢の参加者が詰め掛けた盛況なシンポジウムとなった .本稿では,このシンポジウムの中で,報告例の特に多かった酸化チタン系を中心に,酸化物ナノチューブの最新の研究開発動向について解説する.はじめに,量産可能な低コストプロセスとして広く注目されている水熱合成法による酸化チタン (TiO2) ・層状チタン酸 ((H, Na)-Ti-O) 系ナノチューブについて詳しく述べ,続いてテンプレート法やその他の手法で合成される酸化チタンナノチューブを紹介する.また,本稿の最後には,酸化チタン以外の遷移金属酸化物ナノチューブについても簡単に触れる.