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20世紀の日本の化学技術ー21世紀が見えてくるー

20世紀の日本の化学技術ー21世紀が見えてくるー

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序章
1 趣旨
2 執筆にあたって

第 1 章 高圧合成技術の歴史
第 1 節 アンモニア合成技術の歴史
1 緒言
2 20 世紀の画期的発明 : アンモニア合成
3 ハーバー法の工業化
4 技術導入による日本のアンモニア合成技術 の確立
5 アンモニア合成の国産化
6 合成プロセスのまとめ
7 草創期のアンモニア合成工業
8 戦後復興と技術交流
9 戦後の技術展開
10 今後の技術展望
11 結言

第 2 節 メタノール合成技術の歴史
1 緒言
2 メタノール製造のあゆみ
3 東工試法
4 海軍法
5 その他の方法
6 戦後の展開
7 日本の合成技術の位置づけ
8 21 世紀への展望
9 おわりに

第 3 節 尿素工業の開発の歴史
1 まえがき
2 尿素製造工程
3 創成期
4 肥料用尿素工業の確立
5 完全循環法の大成と技術輸出の開花
6 大型化と技術輸出の隆盛
7 国内肥料工業の転換と新尿素製造技術の開発
8 原素製造技術の現状
9 むすび
10 追記

第 2 章 ポリマ一合成技術の歴史
第 1 節 高圧法ポリエチレンの歴史
1 はじめに
2 発見と開発の経緯
3 戦後の発展について
4 日本におけるポリエチレン工業化研究の歴史
5 住友化学におけるポリエチレンの工業化
6 日本における高圧法ポリエチレン工業のテイ ク・オフ
7 おわりに

第 2 節 低圧法ポリエチレンの開発史
1 はじめに
2 Zieg|er触媒の範囲と Ziegler触媒によるポリエチレン製造法の歴史
3 各種ポリエチレンの展開
4 今後の展開

第 3 節合成ゴムの技術とその工業
1 はじめに
2 合成ゴムの技術の流れ
3 合成ゴム工業の流れ
4 天然ゴムと合成ゴム
5 ゴムと戦争
6 ゴムと自動車
7 ゴムと非自動車
8 合成ゴム工業の今後の方向
9 おわりに
10 わが国の合成ゴム生産量の変化
11 わが国の自動車工業の推移
12 アジアでの自動車産業の進展
13 合成ゴムの量的展開は発展途上国へ

第 4 節 企業における研究開発
ーポリマ一企業を中心にして ー
1 はじめに
2 企業の研究開発の推移
3 企業における研究開発の役割
4 企業の研究開発の特徴
5 研究開発の展開メカニズム
6 わが国の研究開発における問題点、
7 今後の課題と方向
8 おわりに
9 ポリマー産業の変化
10 成熟した産業における企業の研究開発
11 企業内ベンチャーの育成
12 大学発ベンチャー事業化の問題点

第 3 章 公害と化学技術の歴史
第 1 節 苛性ソーダの製法転換
1 はじめに
2 高度経済成長と環境問題
3 水俣病の発生
4 水銀パニック
5 有機水銀と無機水銀
6 隔膜法への製法転換
7 水銀のクローズド化技術開発
8 隔膜法と水銀法
9 イオン交換膜法技術の開発
10 製法転換の過程
11 塩素一ソーダ工業の国際化への展開
12 おわりに

第 2 節 イオン交換膜法食塩電解による苛性ソーダ製造技術の開発
1 はじめに
2 研究開発の背景
3 研究開発の内容
4 おわりに

第 3 節 無公害型染顔料用中間体製造法の開発
1 はじめに
2 1ーアミノアントラキノンの工業的製造法の変遷
3 新製造法開発をめぐる研究者・技術者
4 むすび

第 4 節 環境問題からみた合成洗剤の技術開発史
1 はじめに
2 第期環境問題対応
3 第期環境問題対応
4 おわりに

終章 まとめ
1 高圧合成技術の歴史
2 ポリマ一合成技術の歴史
3 公害と化学技術の歴史
4 展望

執筆者一覧 (50 音順 , 所属は執筆当時 )
江崎 正直  関東天然五斯開発 (株)
大谷 眞夫  大喜多ガス (株)
大場 健吉  ライオン (株)
柏   典夫  三井石油化学工業 (株)
勝村 龍雄  ダイソー (株)
上仲 博   (株) 広栄化学工業
亀山 哲也  (独) 産業技術総合研究所
木岡 護   三井石油化学工業 (株)
佐伯 康治  (株) 日本ゼオン
佐藤 公彦  (株) 旭硝子
城島 俊夫  東洋エンジニアリング (株)
武井 玲子  ライオン (株)
寺田 裕    (株) 住化技術情報センター
徳田 晉吾  ダイソ一 (株)
広瀬 敬治  三井石油化学工業 (株)
松尾 真吾  三井化学 (株)

<化学史学会編>
2004年6月発行 B5版化学
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