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マテリアル インテグレーション 2010年3月号

マテリアル インテグレーション 2010年3月号

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特集 省エネ,創エネで注目されるSiC (II )

マテリアル インテグレーション 2010年3月号
ELECTRONIC CERAMICS 省エネ,創エネで注目されるSiC (II )

パワー半導体SiCの展開
■著者
JSTイノベーションプラザ京都 松波 弘之

■要約
本稿では,現用の半導体シリコン (Si) パワーデバイスの性能を桁違いに凌駕するとして,大きく期待されているシリコンカーバイド (SiC) パワーデバイスの進展状況を論じる.


SiCデバイスの電力システム・大容量電源への適用
■著者
独立行政法人 産業技術総合研究所 エネルギー半導体エレクトロニクス研究ラボ 山口 浩

■要約
SiC電源デバイスへの期待はそれらの低損失,高い放電開始電圧,および高速スイッチング特性で急速に増加しています.また,さらに,高温操作の可能性も高出力パワー密度コンバータがわかるのに非常に適当です.将来のパワー・システムで広く使用される大規模SiC電力変換装置の期待と要件について述べる.


SiCパワーデバイスの開発
■著者
ローム株式会社研究開発本部 新材料デバイス研究開発センター 中野 佑紀

■要約
SiCパワーデバイスは次世代環境デバイスとして非常に注目されている.本稿では,SiCデバイスの特徴とその現状,SiC IPM(Intelligent Power Module:インテリジェントパワーモジュール)の高温駆動について述べる.


SiCパワーデバイスを用いたパルスパワー発生と応用
■著者
長岡技術科学大学電気系 江 偉華

■要約
パルスパワーは,高エネルギー加速器,パルスレーザーおよび各種大気圧放電等に応用されている.これらの応用の普及に伴って,パルスパワー発生装置の小型化と高性能化が急速に進んでいる.そこで半導体パワーデバイスは重要な役割を果たしている.本稿ではSiC-JFETのスイッチング特性評価の最近の実験結果について述べる.


大口径・高品質SiCバルク単結晶開発の現状
■著者
関西学院大学 SiC材料・プロセス研究開発センター センター長 教授 大谷 昇

■要約
本稿では,高性能SiCパワーデバイス実現のキーテクノロジーとなる,大口径・高品質SiCバルク単結晶の製造技術を概観すると共に,最近の技術開発動向について触れる.


高強度反応焼結SiCの微構造と強度特性
■著者
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 高機能・絶縁材料開発部 須山章子

■要約
高強度反応焼結SiCは,焼結温度が低く,ニアネットでの製造が容易なことから,環境に優しいセラミックスとしても注目されている.本稿では,高強度反応焼結SiCの微構造を中心に,強度特性,各種適用展開について示す.


SiC/C複合材の作製とその摩擦摩耗特性
■著者
産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 平尾 喜代司

■要約
本研究では,様々な形態の炭素を用いて炭化ケイ素/炭素複合材料を作製し,その機械特性とトライボロジー特性について述べる.


ムライト・炭化ケイ素複合材料の応力下における自己き裂治癒挙動
■著者
横浜国立大学大学院 工学研究院 高橋 宏治

■要約
各種セラミックスにSiCの微粒子やウィスカーを複合することにより,優れた機械的特性と自己き裂治癒能力を同時に発現できることが,著者らにより近年明らかされている.自己き裂治癒能力を活用することにより,セラミックス部品の加工コストを大幅に低下させることができると期待される.本報では,ムライトにSiCの微粒子およびウィスカーを複合したムライト・炭化ケイ素マルチ複合材の機械的特性および高温の応力下における自己き裂現象について述べる.


SiC高純度微粉末の新合成法と焼結技術
■著者
物質材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 田中 英彦

■要約
近年では,プラズマのような高温や極端な環境でも安定あり,しかも軽量で原料の枯渇の不安がない.省エネ・資源の観点からも注目され,利用は広がっている.さらに,超高純度化が可能になって半導体産業に用途を見出してきた.このような先端的SiC材料の合成には新しい視点が必要になる.SiC粉末の高純度とその焼結技術・理論についてまとめた.


放電プラズマ焼結法によるSiC-ZrB2共晶複合体
■著者
東北大学 金属材料研究所 教授 後藤 孝

■要約
本稿では,著者らによるSiC-ZrB2複合体のアーク溶解および放電プラズマ焼結による作製とのその微細組織および幾つかの性質についての研究を紹介する.


連載
タイ便り(40) 籾殻を燃料にするレンガの製造--タイの場合(その2)--
■著者
和田 重孝

■要約
今回はタイでの籾殻を燃料にしてレンガを製造する工場の焼成から焼成後について記す.


連載
第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授・科学者(42)
■著者
宗宮 重行


連載
野焼きの炎とファイバヒューズの共通点
■著者
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市牡
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