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PDF/月刊誌論文/code:pg_9908_07 マテリアル インテグレーション 1999年8月
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電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 1999
PDF/月刊誌論文/code:pg_9908_07 マテリアル インテグレーション 1999年8月号
MATERIALS INTEGRATION InterMaterial [3]
3.Surface and Interphase Engineered Materials
C-B-Nフラーレン物質の形成と構造-未知のオングストローム空間-
■著者
大阪大学 産業科学研究所 奥 健夫、菅沼 克昭
■要約
宇宙空間で四番目に多い元素である炭素(C)をベースとし,ホウ素(B),窒素(N)も合わせたこれらのC-B-Nフラーレン物質は,人間・地球環境にも大変優しく,金属・無機材料と組み合わせ新規ナノ構造を構築することにより高機能・多機能が期待される.フラーレン物質としては,フラーレン分子,高次フラーレン,バッキーオニオン,固相フラーレン,フラーレン化合物,メタロフラーレン,ナノチューブ・ナノカプセル等があり,超伝導,導伝性,半導体的性質,絶縁性,強磁性,Super-atom(超原子)的性質など非常に多種多様な物性を示す.ここでは,最近筆者らのグループにより合成に成功したC-B-Nフラーレン物質のオングストローム空間を,高分解能電子顕微鏡で観察した最近の結果を紹介する.これらのフラーレン物質を直接的に観察する方法として超高分解能電子顕微鏡は,非常に大きな威力を発揮している.