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PDF/月刊誌論文/code:pg_9908_03 マテリアル インテグレーション 1999年8月

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電子出版物(マテリアルインテグレーション論文) > 1999
PDF/月刊誌論文/code:pg_9908_03 マテリアル インテグレーション 1999年8月号
MATERIALS INTEGRATION InterMaterial [3]
2.New Interactive Clever Engineered Materials
新しいサイアロン系セラミックスの設計
■著者
オーストラリア モナッシュ大学材料工学科 Yi-Bing Cheng

■要約
サイアロン(Sialon)は,窒化ケイ素(Si3N4)の固溶体で,Si3N4のSi-N結合がAl-O結合で置換された構造を有しており,窒化ケイ素の場合と同じくサイアロンも重要な2つの結晶構造,即ちα-Sialonとβ-Sialonの構造がある.サイアロン系のセラミックスを製造する際には,一般に酸化物が添加される.この酸化物の添加は,βサイアロンでは主に焼結を促進するためであるが,αサイアロンでは燒結の促進効果以外にα-Sialon構造の安定化にも重要な役割を果たしている.Ca系酸化物の添加は希土類酸化物に比較して幾つかの利点がある.例えば,カルシウム炭酸塩は地球上に豊富に存在し,安価であるために,Ca 系α-Sialonはコストパアフォーマンスに特徴を出す.また,カルシウムアルミ珪酸酸は共晶温度が低いために,緻密化が非常に容易になる.1993以来,オーストラリアのモナッシュ大学ではCa系α-Sialonの研究を精力的に推進してきた.ここでは,その最近の成果を紹介する.
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