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PDF/月刊誌論文/code:pg_9904_10 マテリアル インテグレーション 1999年4月
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PDF/月刊誌論文/code:pg_9904_10 マテリアル インテグレーション 1999年4月号
MATERIALS INTEGRATION 環境用センサ
解説
アパタイト型構造を有する希土類-珪酸塩をベースとした新しいイオン導電体
■著者
新居浜工業高等専門学校 生物応用化学科 中山 享
■要約
最近,固体電池や化学センサなどの応用開発に伴い,それらの主要部分を構成する材料として,高い導電率と高い緻密性を有するイオン導電体(固体電解質)が非常に重要になってきている.そのようなイオン導電体の開発や改良の手段としては,可動イオンや結晶構造などの選択,修飾イオン種の添加,さらに緻密化技術の検討などが重要な鍵になる.最近,著者は同一アパタイト型構造を有する希土類-珪酸塩をベースとし,良好な導電特性を示すアルカリ金属イオン導電体及び酸化物イオン導電体を開発した.ここでは,その研究内容を紹介する.
