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PDF/月刊誌論文/code:pg_0004_05 マテリアル インテグレーション 2000年4月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0004_05 マテリアル インテグレーション 2000年4月号
INTER MATERIAL 21世紀に飛躍する材料
New Interactive Clever Engineered Materials
超高温セラミック繊維で拡がる構造材料の可能性
■著者
宇部興産(株)宇部研究所 無機材料研究部 石川 敏弘
■要約
近年,性質の異なる2種類以上の材料を複合化させることにより,単独では示し得ない新たな力学的特性や機能の発現を狙った,長繊維強化複合材料の開発が活発に行われている.この複合材料は,特に宇宙・航空機用の最先端材料をはじめ,高機能化を目指す種々の材料として,今後ますます多く使用されてゆくものと思われる.複合材料の開発において,力学的特性の優れたものを得るためには長繊維の使用が最も効果的である.本稿では,筆者らが研究開発してきた高耐熱性の焼結SiC繊維(SA繊維)と焼結SiC繊維結合型セラミックス(SA-チラノヘックス)の製造方法から微細構造と特性の関係について述べ,より優れた構造材料を創出し得る可能性についても述べる.
