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PDF/月刊誌論文/code:pg_0006_15 マテリアル インテグレーション 2000年6月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0006_15 マテリアル インテグレーション 2000年6月号
ELECTRONIC CERAMICS -情報・通信の変革に伴う-基板材料の新展開
連載特集
セラミックス開発の新兵器:TG-MS [13]三次元熱分析法(XRD-DSC)による固体反応プロセスへの応用-金属有機酸塩の脱水挙動 :その2-
■著者
理学電機(株) 熱分析事業部 有井 忠、 X線研究所 岸 証
■要約
本号では先月号に引き続き,セラミックスの合成プロセスの最適化ツールとしてTG-MSと同様に有望視される三次元熱分析手法の一つであるX線回折-示差走査熱量同時測定(XRD-DSC)法の応用例を紹介する.著者らは,湿雰囲気中にて金属有機酸塩の脱水反応をXRD-DSCにて追跡,検討したところ,特に高湿雰囲気下において結晶性の良い無水和物が比較的低温で生成することを見い出した.本報では,脱水による重量減少速度を一定に保持(速度制御重量分析, CRTG)した時に得られる熱重量プロファイルと生成する無水和物の結晶性との相関についての検討を加えるとともに,水蒸気濃度変化による結晶状態の変化ならびにXRDとDSCへの影響について考察する.