- 商品コード:
-
code:pg_0007_06
PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_06 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
- 通常価格(税込):
-
2,200
円
- 販売価格(税込):
-
2,200
円
ポイント:
0
Pt
- 関連カテゴリ:
-
電子出版物(マテリアルインテグレーション論文)
> 2000
PDF/月刊誌論文/code:pg_0007_06 マテリアル インテグレーション 2000年7月号
MATERIALS INTEGRATION -応用の拡がる- 熱電変換素子の新展開
AlドープZnO系酸化物の熱電特性
■著者
九州大学大学院 総合理工学研究院 物質科学部門 大瀧 倫卓
■要約
酸化物熱電変換材料の研究がここ数年活発化している.熱電変換にはオンサイトの小規模なエネルギー変換システムとして再び期待が集まっており,廃熱エネルギーの回収再利用に最適な技術の一つとして実用化が期待されている.熱資源の最大利用という点からも高温まで使用できる環境負荷の小さい新材料が望まれているが,金属酸化物は一般に高温大気中でも安定であり,低毒性かつ安価で,低コストの製造プロセスも確立しており,広範な実用化を考える上で大きな期待が寄せられている.少量のAlをドープしたZnO系酸化物は,特に800℃以上の高温域で優れた熱電性能を発揮するため,n型としては現時点で最も大きなZTを示す酸化物材料である.本稿では,AlドープZnOを取り上げ解説する.