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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_07 マテリアル インテグレーション 2001年2月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_07 マテリアル インテグレーション 2001年2月号
MATERIALS INTEGRATION 光触媒反応とその応用

チタン・ニオブ層状複合酸化物系光触媒の創製
■著者
九州工業技術研究所ファイン素材部資源化学研究室 室長 吉田章、上海交通大学 動力与能源学院 資源与環境工程系 助教授 上官 文峰

■要約
我々は,酸化チタンをはじめとするセラミックス半導体光触媒を用いて,水銀ランプと太陽光で水の分解を試み,太陽光利用の水分解反応に適した光触媒の絞り込みを行って来た.その結果,既報の光触媒では,六チタン酸カリウム,チタン酸バリウム等のチタン系光触媒が最も効果的に水を分解しうることを見いだした.しかし,これらの光触媒でも,紫外線カットオフフイルターを窓材とする実験では,水素の生成は停止した.また,ルテニウムビピリジル等の有機色素増感剤を多孔質物質(例えばゼオライト等)に担持する方法では,太陽光の照射によって色素増感剤の色調は変化させられるが,水素の発生に対するプラスの効果は認められなかった.これは,ゼオライト等の多孔体の骨格に電子伝搬能が無く,励起された電子が反応場まで移送されないことを示している.そこで,電子伝搬能を有する多孔体として,チタン・ニオブ層状複合酸化物の層間を修飾して新規な光触媒を創製する研究をはじめた.現在まで若干の結果を得たので報告する.
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