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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_09 マテリアル インテグレーション 2001年2月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_09 マテリアル インテグレーション 2001年2月号
MATERIALS INTEGRATION 光触媒反応とその応用
レーザーアブレーション法による半導体微粒子の創製
■著者
(株)三菱総合研究所 先端科学研究所 亀井 伸一、東京工業大学大学院 総合理工学研究所 教授 小田原 修
■要約
本研究では,光触媒として有望であるTiO2 ナノクラスターをパルスレーザーアブレーション法により作製し,その物性を湿式合成試料と比較することにより評価した.具体的には,真空中で試料(ルチル型のTiO2 焼結体)にYAGレーザー光(基本波,第2高調波,および第4高調波を使用)を照射して試料をプラズマ状に蒸発させ,これに高圧の希ガスを噴射することにより急冷させナノサイズのTiO2 のクラスターを得た.さらに,生成物の特性をTEM,ED,XPS,およびフォトルミネッセンス法により評価した.ここでは,量子サイズ効果が発現する粒径が10nm以下の表面状態が制御された光触媒微粒子を生成し,その特性を評価することが目標である.
