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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_10 マテリアル インテグレーション 2001年2月号

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PDF/月刊誌論文/code:pg_0102_10 マテリアル インテグレーション 2001年2月号
MATERIALS INTEGRATION 光触媒反応とその応用

光触媒機能を有するガラス膜の開発
■著者
大阪工業技術研究所 機能性ガラス研究室長 矢澤 哲夫

■要約
チタニアの光触媒活性を高めるには,チタニアの1.表面積の増大,2.微粒子化,3.結晶性の向上,4.主として貴金属との複合化がある.とりわけ1.は,チタニアが光触媒であることを考えると極めて重要で,反応物質がチタニアと接触する表面積を大きすると,その活性が著しく増大する.そこで,例えば適当な材質上にコートしたチタニアの表面を多孔化して接触表面積を大きくする試みが種々行われているが,こうした方法ではチタニアの表面積が若干増大するだけである.ところが,チタニアが光触媒能を発揮できる400nm前後の波長域に対して透光性を有する多孔質ガラスを用いると,接触表面積を文字通り桁違いに大きくすることができ,多孔質ガラスの細孔径を適当に選択すれば,多孔質ガラスの細孔表面全体を光反応の場とすることが可能となる.多孔質ガラスを膜として用いると,装置がコンパクトとなる,現場の状況にあってその操作条件を容易に変更できる,当該装置の操作自身も非常に簡便となる等,膜を組み込んだ装置の利点をそのまま活かすことができる.本稿では,まづこうした目的に使用される多孔質ガラス膜の調製について述べ,さらに当該膜へのチタニアの担持及びその光酸化分解能について述べる.
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