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PDF/月刊誌論文/code:pg_0106_02 マテリアル インテグレーション 2001年6月号
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PDF/月刊誌論文/code:pg_0106_02 マテリアル インテグレーション 2001年6月号
ELECTRONIC CERAMICS ナイトライドセラミックスの新展開(1)
Fe16N2の低温合成
■著者
北海道大学大学院工学研究科 教授 吉川 信一
■要約
窒化鉄系は室温で強磁性を示す数少ない金属窒化物である.窒素含有量の異なる結晶相が数種類あり,強磁性体となるFeU4SU Nまでの窒素量の少ない結晶相に興味が持たれている.取り分けFeU16SU NU2SU は,1970年代前半に高橋実が巨大磁化をもつ可能性を報告して以来多くの研究が行われたにも関わらず,その素性は未だ確定していない.最近になってα-Fe微粉末を低温でアンモニア窒化するとバルク単一相の生成することが見出され,その物性が明らかになりつつある.情報エレクトロニクスとしてスピンエレクトロニクスが注目され始めているが,情報記録密度を更に増大させる新たな強磁性体として,磁気ヘッドやセンサーなどの用途が期待される.